中3理科に、「タマネギの根の細胞分裂を顕微鏡で観察する」という授業があるので、スーパーでタマネギを購入しました(タマネギの根は細胞の核が観察しやすいし、入手しやすいという利点から教材に適しているのです)。
そのタマネギを水につけておけば、自然に根が出る。・・・はずなのだが・・・
え?え?なんで?
水につけすぎて、タマネギがプ〜ンとにおってきても出ない。
スーパーを巡って巡って、他のスーパーで買った新タマネギでも、出ない。
出ない。出ない。出ない。
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・・・おかしい。
何かが異常・・・
不気味な違和感・・・
調べると、タマネギには、発根抑制剤という薬剤が添付されているらしいのです。
怖いねぇ。それを日本人は安心して食べているんだねぇ。ここでも、薬漬け民族日本人でした。
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頼みの綱で市場を訪ねました。おばちゃんが「ほかすからただでええよ!もう根も生えてきとるが」と下さったのが下のタマネギ。
は、生えた・・・!
立派に生きているタマネギです。入手に苦労したぶん、おばちゃんの温かさが身にしみた。
明日を皮切りに5クラスで授業がありますが、うまい具合に見えますように。
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おわり