少年


この笑顔、かなり好きです。少年よ、手に持っているのはもしかしてアレかい?

こうやって獲れるってんだからすごい。すんごい難しい気がする。
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こういう生の現場に居合わせると、やっぱり思うし感じる→日本の子供は人間の本来もつ能力や可能性をあらかじめ摘まれてしまっているなぁと(鳥獲りはほんの一例ですね)。
獲って食べる、それが美味い!っていう一連の体験は、強くて優しい子供を今よりは多く育む気がします。獲物が「生と死」と、「それらに伴い生じる様々な感情」をリアルに味わわせてくれるはず。パチンコでの力の入れ具合から始まり、鳥の生態の熟知、選ぶ石は?、枝がじゃまなときどうするか、よりよいパチンコの作成、獲った鳥をどう絞めるか、温かい鳥がどう冷たくなっていくか、それがどんな味になるか、どの鳥は美味いか、あいつよりうまく獲れるようになりたい、等等。充足しないわけがない。
野鳥の保護もいいけれど、小さいうち(子供のうち)はむしろ鳥獲りを奨励するくらいの大胆な社会だったら。二十歳をすぎたら禁止でいいんじゃないの。その昔、鳥とりを体験したことのあるおじいさん方なら、大いに薦めてくれそうですが。がんじがらめな社会ですね。でもドイツは虫採り禁止国家らしいです(養老先生/池田先生/奥本先生の本より)。日本は虫が採れるだけまだましか(そう思えなければならないのか)?
120120



おわり