インドネシアのヤモリ(ゲッコウ)

ヤモリ/屋守は家屋に住むこともあって、天井すらも歩くことができます。
日本では南の島に行くと店や自販機の明かりの近くでたくさん見られますが、インドネシアにも多い。あの多さにはたまげます。また、ヤモリは明かりに来る虫を食べてくれるので、夜には明かりをつけてしまう人間にとってはありがたい生き物です。明かりの傍へ出て来たヤモリを観察していると、本当によくパクッ、パクッと小虫を食べています。


今回紹介するのはインドネシアのお化けヤモリ。



インドネシアのヤモリの手。5本指。日本の建物にいるのは体全体が白やベーシュ色が大半で、このような黄色い斑紋がある種はいません。
現地ではトッケイと呼ばれてたヤモリで、30センチくらいはあったでしょうか。尻尾がそんなに長くないので、異様にでかく感じます。

このヤモリは低めのよく響く鶏のような声で、「ゲッコウ!ゲッコゥ!」と叫んでいるように鳴きます。最初に聞く人はまさかヤモリの鳴き声とは思わないでしょう。
声が大きいせいでいる場所がすぐに分かるため、捕まえたくなります。一応確認せずにはいられません。


友人はこれをタイで捕まえた際に、噛まれて出血したそうです。やはり野生動物。力は強いんですね。


口の中の色は不気味。口を開けて威嚇してます。



これはインドネシアの首都ジャカルタの近くの、ボゴール(Bogor)という街で見ました。
スマトラでは見ていません。いるとは思いますが。局地的でもあるのかな。


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おわり