野外で見つけた、最も頑張っていた昆虫

頑張って(耐えて)いました。いたたまれなくなるその姿で。





3本脚のナナフシ。2004年9月、沖縄県西表島


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虫屋の友人のM氏だったと思いますが、彼がこんなことを言っていました。
「ナナフシをいじめると脚が取れるじゃん。しかし、取れるのは3本まででごわす」と。

たしかに、脚をつまんだりすると、ナナフシは脚を自ら切って(自切/じせつ。といいます)、逃げようとします。彼の話のようにダルマさんにはならないのかを実験したい気もしますが、さすがにその後凹みそうなので今はまだやめときます。好奇心が上回る方はお試しあれ。


ところでこのナナフシを襲った悲劇とはどのようなものだったのだろう。よくまあこんな姿になっても生き延びられているものです。あっぱれ!




おわり