サービス(着ぐるみ編)

ふごふご〜


ぶへぇ!


おかわり



***

2008年5月4日。鹿児島県,鹿屋(かのや)市の大型スーパーにて。

ペプシコーラの普及に貢献すべく働いて(バイトして)きました!
自分がペプシマンになれるなんて最高!





その日の目標は一本でも多く売ること。ペプシのイメージアップを図ること。
成功すれば、次回、またペプシを選んでもらえるようになるはずです。





ペプシマンに変身!

これはレモン味スタイル。手に持っているのはなぜか釣竿です。ペプシを買わなくても紙で作った魚が釣れます!
これで子供を釣って、親御さんも釣るのです!






しかし、
「鹿屋だからなのか・・・鹿児島市に比べると、客が少ないなぁ。
客引きに使える道具はこの釣竿のみだしぃ。
なんとかしてお子様を引き寄せないと。」
使命感に燃える私。



指示は特になし。しゃべるな!くらいだったでしょうか。




***

普通、こういう気ぐるみに入るバイトというのは、子供の頭に手を乗せて写真撮影に応じるくらいでしょう。こんな感じで↓(この写真は私のカメラで撮影です。撮影を頼まれた後に、これでも撮ってくださいとお願いしましたw)。



しかし、こんなの
ぬ、ぬるい!ぬるすぎる!




この程度で給料もらうのはおかしい!客が少ない状況で普通なことをしていても、無意味デス(客が多くても何かしないといけないけれど)!まず第一に、やってる本人も全く面白くないでしょう。





そこで、虫村スタイルはこれ↓。物影に隠れていて、親子連れの姿が目に入った瞬間に通路に飛び出します!
「SUNTRYの社員さん、ペプシコーラ借ります!」









1.5リットル!体が硬いので、これでも背骨が折れるくらいに頑張っています。
「ふごふご〜」





1.5リットル×2本=3リットル!
重いんですよ!!
「ぬおー!子供よ笑っておくれ!」「そして釣りをしよう!」





「ぶへぇ!・・・おかわり!




新たな客が近づいてくるたびに、延々と繰り返すのです・・・





お客様へ新鮮なサービスを!
付加価値をお客様へ!!!





そんなサービスいらねー!
とか
付加価値で元の価値が下がるだろが!
とか
キモいだろが!



とか思わないでください。最近の日本人はなにかと「キモい」で片付けようとします!そんなの俺は許さない!キモい人も頑張っているのだから!!


まー、上の3枚の写真は全て客に無視されてますが、まーそれはあれです。奇跡的にタイミングが合わなかっただけです!ははは・・・





これらの写真はサントリーの社員の方に無理を言って撮ってもらいました。
誰だこんなバイトを呼んだのは・・・と思われたことでしょう。それでも、私の暴走に注文も付けずに見守っていただきありがとうございました。




他の人が今日・同じ時間・ここでバイトに入るよりは数本多く売れてるはず(と思い込んでいる)!



頑張れて悔いなし。
腹筋が筋肉痛になったことには後悔・・・




おわり