商品擬態

私は薬局で働いています。類似商品は、まずもってそのパッケージがそっくり!という現象のなんと多いことかということに思い知らされます。差別化を図るより、強いものに似たほうが売れるということなんですね。「恥も外聞もないけど、そうしたほうが売れるんだし、まあいいっか!」的な戦略です。こちらが先だと自負している会社は、相当頭にくるでしょうね。
それにしてもパクリが横行しすぎです。その中の一例がこちら「メンターム vs メンソレータム」。

メンタームキッド(左)とリトルナース(右)

↑およそ1年前(110107)、塗り比べをした超暇人は私です。


歴史が垣間見れて面白いです→『メンソレータム - Wikipedia


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商品の擬態は、自然界で見られる生き物の戦略とも通ずるところがあると思います。
ここでは消費者が捕食者で、会社が被食者。会社は食べてほしくて必死なところが自然とは反対なわけですが。自然界も人間社会も、時間が経てば経つほど、同じような一般化がしやすくなりそう。



おわり