硫黄山の噴火による、川への影響

問題の川(長江川)をどんどん遡上してみました。



伊佐市菱刈カヌー競技場。流れ着いた大きな魚の死骸が放置されていました。死臭にもうっとなったけれど、ウジムシの多さに驚きました。





長江川を見に、えびの市へ。





えびの市役所そば1。川の水がやや白っぽく見えました。肉眼での印象は、この写真よりもぜんぜん白くはなかったのですが、改めて写真を見るとこのように白い感じには写っていたんだなぁ。撮影時は小雨が降っていたので、空の色を映して川が白っぽく見えてるのかな〜と、硫黄山の影響なのかどうかは判然としないレベル。しかし、岸では硫黄の香りもほのかにしました。



えびの市役所そば2。近くで見ると余計にあまり水自体が濁っている感じはせず、底に沈んだであろう白い泥でそう見えました。





さらに遡上。






東長江浦付近1。この上流に硫黄山がある。

東長江浦付近2。ここでは、もはや空の色とか関係なく、明らかに白といえる濃さに。例えるならカルピス。





さらに遡上。






赤子川1。赤子川と名前が変わった。

赤子川2。長江浦地区より、白濁レベルは数段上。

赤子川3。木々に吸い込まれて下流へと流れていく。これがえびの市役所あたりまでいくとだいぶ薄まっていることがわかりました。





さらに遡上。
黄山のあるえびの高原付近で最後に見てみたい。






えびの高原1。えびの橋。

えびの高原2。胃カメラのときに飲む、バリウムが流れてきている感じ。

えびの高原3。右端が決壊したそうです。様子を見に来ていた地元の方に教えてもらいました。




川の生物が生きていける状況にないことは明らか。過去には何度もこのような状況をむかえているはずで、自然の秘めた力の大きさに衝撃を受けました。また噴火の影響が少なくなった頃に、風景や環境を比べてみたいと思いました。










おわり