2009年。インドネシア。
猫がネズミを狩るところを見たことがある人って意外と少ないんじゃないですか。
田舎の風物詩という感じですもんね。
インドネシアのとある村に行ったときのことです。
散歩していたら、畑の縁から猫がぴょーんとはねました。そして畑から出てきた猫の口にはネズ公。そのまま一目散に民家の方へ走って行きました。それから5分くらいして、猫が曲がった筋へ入りました。すると足元には同じ猫。寝転んでいる。その鼻の先にはネズミ。そこでネズミをいたぶっていました。
ネズミはぷるぷる震えていて、よちよち逃げて行く。30センチくらい逃げると、猫がパンチしてまた側に置く。これを繰り返していました。おそろしや。末期は下の写真の通りです。ばりばり食べられました。
このようにいたぶってから食べるという性質を猫が持っているのだから、他のネコ科の動物だって似たり寄ったりでしょう。とすれば・・・
人類史上何人かはこんな風にサーベルタイガーやトラやライオンによろよろになるまで弄ばれてバリバリと食われていたかもしれないです。
食欲の前に、所有欲や狩りの欲が上回るんですね。
側に置きたがる
猫パンチを振り降ろす!
飼い主?のおばちゃん。抱かれても口から離さない。
バリバリいってます。アゴの力もなかなかあるんですね。
逞しいインドネシアの猫でした。
おわり