昨日のクイズの答え。(2008年スマトラ島)
このようにすっぽり包まれているものもありました。こちらのほうが一回り小さかったです。
上の2枚の写真の物体の中間地点にはこれが。巨大な花の残骸です。
全体図。奥にピンクの「桃」が見えますね。ここはラフレシアの密集地帯でした。
人間と比べるとこのくらい。腐敗したラフレシアなので、いまいち大きさが掴めないかもしれません。
おまけ。腐敗したラフレシアの花弁にはシロアリが群がっていました。
ラフレシア(の一種)は世界最大の花としてテレビの動物番組などで時折出てきます。
注意です。TVでは、一括りに「ラフレシア」と呼んでいますが、「ラフレシア属は、東南アジアの熱帯に十数種が分布している」「小さい種では直径10センチほど」ということで、厳密には、「ラフレシア属の一種(ラフレシア・アーノルディ)が世界最大(直径1メートル以上)の花を咲かす」ということになります。
また、
「ラフレシア属はブドウ科のミツバビンボウカズラ属のつる植物を寄主とする寄生植物」「つぼみはキャベツのような鱗片状の葉で覆われており、(寄主の)幹の表面に現れてから開花までは数ヶ月かかる」だそうです【*参考文献*・大場秀章監修(2001)『植物の雑学事典』日本実業出版社】。
ラフレシアのきれいな花はネットで見てください(むしろこういう汚いものやツボミの紹介の方が珍しいと思います)。
私もきれいな花に別の場所で出会っているので、そちらはまた後日紹介します。
補足
↓ウィキペディアの「ラフレシア」のページ
『ラフレシア - Wikipedia』
おわり