真冬の北海道の夜は本当にしんとしています。
満月が出ていれば、月光が雪に反射して、信じられないくらいに明るいというのは、生まれも育ちも鹿児島の私には新鮮すぎました。
牧場の仕事が朝の4時からスタートだったので、毎朝3時起きでした。
北海道の真冬の午前3時は、鹿児島人の体には過酷なものでした。
北海道生まれの人が「ヒマラヤの頂上は寒いなー」というくらいなものです、きっと。
満月の晩は明かりを付けずに車を運転できます。周りには民家もなく、人工の光は皆無でしたが、できたんです!
住んでた町が田舎で道も狭く、かつ、道の脇は雪に隠れた畑だったため危険極まりなかったですが。
雪にはかなり苦労させられましたが、貴重な経験をさせてもらいました。
あの頃の経験がものをいって、鹿児島の寒さは全く問題ではない・・・といいのですが、しっかり適応しちゃって毎日ブルブルしてます。北海道より寒い気がします・・・
南国鹿児島って言葉にだまされてはいけません。
おわり