チョウセンカマキリに適当なストレスを与えると


こういうポーズをとります。これは受身的な威嚇。
カマキリが踏みとどまれる程度のツンツンを繰り返すとやってくれます。カマキリを捕食しうる生き物(両生類・鳥類・哺乳類)へのポーズです。死がそこまに迫っているという状況で、こういうポーズをしてしまった場合に、やはり生存率が上がるんでしょうね。気の遠くなるような年月がかかってのものでしょうが。
昆虫写真家のこの手の写真はやらせなのでした。写真撮る前にツンツンやってます。
タイトルには「適当な」ストレスとありますが(適度なストレスも間違いではないけれど、カマキリにしてみたら決して適度ではないので適当としました。その個体にとっての「適当」です)、過度なストレスになるとカマキリは逃走します。人間でも、相手を威嚇して吠えたり虚勢を張ったあと、さらにストレスが加わってあるラインを越えればいよいよ逃げ出すでしょう?


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おわり