ミラクル注意報!9'29!!!!!
大気圧を身近に感じる実験
1. キャップ式のアルミ缶に水を1cmほど入れる。ふたは開けたまま。
2. 缶を熱し、中の水を沸騰させる。
〜缶の中は水蒸気(気体となり体積の大きく増えた水)に満たされた状態になる〜
3. 沸騰している状態で缶のふたを閉め、火を消す(缶を冷ましにはいる)。後はドキドキしながら見ておくだけ。
〜缶の中の水蒸気は冷えていって100℃以下になると、気体でいられなくなり、水(液体)に戻っていく(体積が一気に減少するので、缶の中は極端な低い気圧になる)〜
〜缶の中の圧力(気圧)が下がっていくので、缶の強度が限界を迎えたところで缶が凹む(=外から大気圧が押しつぶす)〜
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缶が凹んで倒れる→さらに凹む。そのときの衝撃で、缶がすっくと立ちました(それがミラクル)!
つり合いが崩れて、一方からの力が働くとご覧のとおり。内にも外にも同じように大気があって、圧力に大差が生じようがないので我々の体はへちゃらなわけです。
道具:ボトル式アルミ缶 火 軍手
温度変化が状態変化を引き起こす。それに伴う体積の増減がヒントとなる。
分かりやすく伝えたいです。頭に染み込ませてあげたい。
タグ: 理科 大気圧 水蒸気 実験 ガスバーナー
おわり