2008年7月のこと。
ここのところ強烈に「採りたい!」と思う虫が減ってきています。
もっと情熱をたぎらせないと。
ここ最近で情熱を注ぎ過ぎたのが、
ノブオオオアオコメツキ。
コメツキムシの仲間であり、オオアオ(大青)コメツキのグループに含まれ、ノブオ先生という方の名前を授かっている虫です。
とにかく素晴らしい虫。死ぬまでに野外で見たいと思っていました。
そして2年前、意を決して与那国島へと飛び立ちました。
沖縄へ行く場合、鹿児島という場所は距離的には近いのです。が、東京に比べると旅費は高いんです。
まさにこのためにバイトしてました。
5月くらいからは、天候(台風)や宿のことや他の採集者がどれだけ来るのかなどと考えてしまって、そわそわそわそわ。
あらゆる予約を早めに済ませ、その日を待ちました。
思い出すと、・・・あぁ、やっぱり書きたいことが多すぎる!ノブオ以外のことは、採集記としておいおい書くことにします。
今日はノブオだけ。
早速。これが、愛しのノブオです。
これは私もノブオと一緒に細い木に登ってます。結構大変でした。
どうやったらこのような物体が自然から生み出されるんだろう・・・・
周囲の植物を写しこんでいる緑色系ノブオ。メタリックボディは触った感じもつるつるなんです。
なかなかいい写真を撮らせてくれるような被写体はいません。
熱射病で頭をズキズキさせながらも、とにかく探しまくりました。
あのときは本当に情熱のかたまりでした。
ナス色タイプ。生きている個体で、この色彩は珍しいと思う(死んでいれば、話は変わってきます)。
とっておきの写真はまた後日。
あーーーーー。また行きたい。
タグ:与那国島 2008 コメツキムシ科 メタリック
おわり