白いサソリモドキ

2004年7月17日撮影。

奄美から持ち帰ったアマミサソリモドキ。
(サソリモドキ・・・サソリのように毒針は持っていませんが、すっぱい臭いを吹きかけてきます。南の島の民家周辺の石の下などに多いです。)
餌もあげずに瓶詰めにしていたのですが、数日後に自分のお腹の上(下だったような気もしてきました・・・)に産卵しました。さらにしばらくして、このように多数の幼虫が孵化しました。

悔やまれることは、ポンコツのデジカメしか持っておらず、また、サソリモドキ自体をものすごく適当に扱っていたということです。卵を抱いているのも未撮影。
人に見せることがあるかもしれないという意識をこの頃持っていたら・・・と今は思います。この頃はサソリモドキをたくさん採集できて、その熱が冷めかけていた頃でもありました。採りたい虫もまだまだ身の回りに多すぎて、採集済みの虫に回す注意力はほとんどありませんでした。
今残っている情報を大切にし、せめて次回への再現へ繋げたいと思い、記事にしました。
つまり、6月の末くらいにサソリモドキを沢山採集すれば、そのうちのいくつかはこのように卵を産むことでしょう。または、7月下旬にサソリモドキを探せば、このような光景に出くわす可能性が高いですね。





おわり