北海道のアカエゾゼミ & 熊の思い出

人生初のアカエゾゼミ

2005年8月 北海道道




こんな風に細い枝に付いていることが多かったです。



網を伸ばして



入っていました。赤いーーーーーーーーーーーー!




見つけさえすれば、網が届きさえすれば、採れます。敏感なセミではありませんでした。





***おまけ***

この林道では、4頭のヒグマにも遭遇。
1頭は雨宿りをしていた車中から見つけた個体で、ぎょっとするほど大きかった。オスなんだろうなと思っています。雨の中、地面に鼻をすりつけながらのっしのっしと歩いてきた個体で、時系列でいえば4頭目にあたります。

残りの3頭は至近距離でした。大きなオスを見る数時間前のことです。私は一人で歩いており、未舗装の林道の角度のきついカーブを曲がったところでした。15mくらい先に黒い哺乳類がいたのです。向こうからこちらに歩いて来ていた子連れのヒグマ(母・子・子)でした。母熊がそこまで大きくなかったので、一瞬でかいタヌキだなと思ったのです(北海道のシカ=エゾジカはかなりでかいので、北海道はタヌキもでかいのか!と思った程度)。が、次の瞬間「これが噂の熊かよ!!」と判り、逃げるべきか、カメラか、向こうがどうしかけてくるか(場合によっては戦いか)、でピーンと緊張が走りました。運よく(運悪く?)すぐに熊の方が走って引き返してくれましたが(写真に撮れなかったのは非常に残念)。死んだふりなんて怖くてとてもじゃないができないと思いました。消極的方法をとった結果、くいちぎられるとしたら、死んでも死に切れないぞ、とは思いました。
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「アカエゾゼミ/赤蝦夷蝉」も「ヒグマ/樋熊」もまた会いたい生き物です。





おわり