アルキポイデス

ノーマルとアルキポイデス型(カバマダラの後翅が白く発達する型)の違いを写真で示します(12/5撮影)。




ノーマル♀



アルキポイデス型♀。ノーマルばかり見ているので、こちらの色づかいにはゴージャス感を感じてしまうのですが、虫屋じゃない人はどう感じるのでしょ。



アルキポイデス型♂



ノーマル♂(裏)



アルキポイデス型♀(裏)。ぼんやり白みがかるだけです。



上から、アルキポ♂、アルキポ♀、ノーマル♂(裏)、ノーマル♂、ノーマル♀です。♂は、後ろばね(後翅/こうし)の黒い点が一つ多いのです。性標/せいひょうといいます。つまり、他の部分では区別が難しいともいえます。
ちなみに、カバマダラの右の黒いチョウはオナガアゲハです。鹿児島では少ないです。北の県境に行けばなんとか複数は採れます。



思い出しました。昔、晩秋に鹿児島市で採れたカバマダラは、どれも胴体がかなり黒化していました(中学の時の話)。それもまた撮影して出します。
あぁもう一点。カバマダラは洗う前の米のような匂いがします。炊きたくなります。



おわり