ウメエダシャクの生態 2011

昨日の夕刻、羽化したばかりの♀を狙って、ウメエダシャクの♂が乱舞していました。



そんな中、羽化して数秒(数分)の♀をゲットでしたラッキーな♂を発見。





翅のまだ短い♀。下が飛んできた♂。




羽化して外界の世界に感動している最中に、翅すらまだ伸びきらない内に。♀も落ち着いたもの。

次第に♀の翅が伸びていく。

数分後、伸び切りました。




あぶれた♂は数十匹が羽化場の葉をぬうように必死に飛んでいました。



あぶれた♂や(えせ)紳士♂の「外道め!おまえら♀の気持ちを考えろ!」という叫びもむなしいこの現実。実は♀も楽しんでいるのかもしれません(笑)
そして、分かることは・・・
どの世界も早いもの勝ちだということ。
紳士的に♀の翅が伸びきるのを待っていては、交尾できましぇん。寿命もそこまで迫っているし。
そんな光景が当たり一面に広がっていて、肌寒い夕方、少し感傷に浸りました。





おわり