虫関連の新聞記事   

南日本新聞の「南風録」≪2011・7・23≫
http://373news.com/_column/nanp.php?ym=201107&storyid=33870』&7/23の新聞より↓
「学者には子どもの頃、虫が好きだった人が多いようだ。昆虫採集をしたり標本を作ったりしていると、細かいところに気がつくようになり、感覚が鋭くなるからだという▼昆虫好きで知られる解剖学者の養老孟司生物学者池田清彦、仏文学者で「ファーブル昆虫記」の翻訳も手がけた奥本大三郎の3氏が鼎談(ていだん)「虫捕る子だけが生き残る」(小学館101新書)の中で語っている▼ノーベル化学賞を受賞した福井謙一さんや白川英樹さんも昆虫少年だった。古いところでは物理学者の寺田寅彦もいる。ダーウィンやファーブルは自然科学や生物学が本職になった。自然相手に創意工夫を凝らすのは、五感を磨くのにもってこいなのだろう▼だが、最近は虫捕りをする子どもが減っているという。勉強が忙しい、身近に自然がないなど理由はさまざまだ。そのせいか、頭でっかちな子が増えている、自然に対する感覚が鈍くなっている、と3氏は嘆く▼鹿屋市で先月、鮮紅色の珍しい昆虫ヒラズゲンセイが見つかったニュースは虫好きを興奮させた。県内ではこの10年で十数例の報告しかなかったが、小紙の報道後、県立博物館には9件の報告が相次いだ▼昆虫採集は、発見の喜びとともに、命の大切さを学ぶ機会にもなる。長い夏休み、親子で虫捕りに出掛けてみてはどうだろう。店の昆虫売り場などとはひと味違う世界に出合えるはずだ。」
だそうです。こういう虫好きを後押ししてくれる記事は嬉しいです。
この記事は切り抜いて持っていましたが、これで捨てられます。



*ヒラズゲンセイはツチハンミョウ科



おわり