牛にシラミバエ(2)


奥の牛車です。

この子らも寄生されてました。




ハエらしいハエとはずいぶん異なる形態。

整然と並んでいます。

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一頭の牛が最大何匹養っていけるんでしょう。
牛の多い地域、他の国での様子、気になりませんか?本シラミバエは、牛の移動と共に世界中にどんどん広がってしまったんだろうなぁ。
そういえば、アフリカでの動物番組ではよく、ヌーやゾウの背中に小鳥が乗って何かをついばんでいる様子が紹介されます。ナレーションではいつも「体についた寄生虫を鳥が食べてきれいにしてあげています」という説明がされていますが、体表に見えている寄生虫ってどんな類だ?と私は思うことがありました。それにはこのようなシラミバエも含まれているかもしれない。マダガスカルの農村では家畜牛としてその数が増えすぎ、そして人間が傍にいることもあって、小鳥の出番はそんなに多くないんでしょうね。それに本来この島にこの牛はいなかったはずで(調べてないですが、原産国ではないでしょ〜)、食べるタイプの生態をもった鳥が生息していない可能性もありますね。少なくとも私は今回の旅で牛に乗る鳥は見ていないなぁ。空想が膨らみます。



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おわり