あれが飲み物に


インドネシアの通り。

差し出してくれてるのは、アボガドのジュース。どろ〜り。

熱帯地域で日本とは異なるいろいろなフルーツがありますが、屋台ではそれらをミキサーでジュースにして売ってくれます。
インドネシア人にとってアボカドは、野菜ではなくフルーツなのでした(野菜として食べてるのは見ていない)。
あの森のバターを無理やりジュースにするので、かなりどろっどろ、こってり、不気味な緑。さらには加糖し、スーパー甘くしてあり、グラスもでかい。それをインドネシアに初めて着いた最初の夜に飲むことになりました。深夜にホテルから抜け出し、片言のインドネシア語を駆使し、路地の屋台で「うまいジュースをくれ」で出されました。ミキサーでぐちゃぐちゃにするときに小さな気泡がたくさん封じ込められており、時間の経過と共にぽこぽこ出てくるのもあまりいい気持ちはしません。最後は吐きそうになりながらもなんとか飲み干しました。しょっぱなから、文化の違いがハードで、これから大丈夫かと不安になった夜でした。周りの茶色いのはチョコね。しかし、この二ヶ月後には好きな飲み物になっていたのだから、やはり要は、単に慣れるかどうかということなのですね。

5年近く前のむしむらおじさん。2008年







おわり