玉虫の厨子箱 タマムシノズシバコ!


玉虫の厨子箱!


ハァハァ・・・



集合の美は、個々の美とは離れた別種の美しさを醸し出す。
なんでもそうなんじゃないかと私は思っています。


それで私は集めたがるのかなぁ。玉虫にとっちゃたまったもんではないですが。



「玉虫の厨子」というのは、飛鳥時代に作られたもので、国宝として法隆寺に納められています。仏壇を大きくしたようなものに、当時の人は何を思ったか、玉虫の翅(はね)をぎっしり(6000匹分??)貼り詰めたんだそうです。中学での歴史の時間に習ったはずですが覚えてますか?

2007年に法隆寺へ初めて観に行ったのですが、玉虫の翅は、厨子の側面のほんのわずかの囲いの中にだけにありました。
そして先日は、大阪の高島屋美術館所蔵のレプリカも見学しましたが、それは超大作&労作ですごかった!

それにしても、飛鳥時代の製作を始めに思い立った人、それを奏上した人、携わった人、みんなすごい!が、特に最初の立案者は普通じゃない!!くどいですが、飛鳥時代ですよ!そんな昔に。


ここ数年、玉虫熱が下がりませんが、死ぬまでに自分も玉虫の厨子を完成させたいなあと考えてます。
残り5850匹あまり・・・・


今年(2010年)は玉虫のベストシーズンにインドネシアに行っていたので、帰国して8月の末に1匹ゲットしただけでした。
残り5849匹あまり・・・





というわけで、道のりは険しく長いので、来年以降、玉虫がいたら教えてください!飛んで行きます!

(写真の玉虫厨子箱は、2008年の夏に完成[080918]。これもmixiの日記に加筆したものです)




おわり