昨日の答え

2010年7-8月。インドネシア

昨日のブログに載せた昆虫について。

後ろの方々も同じほうを向いて歩いています。



大きな群れです。ツノのあるのと無いのとがいる。




総延長で言えば、10メートル以上は間違いない。ぎっしりと。




ツノの無い個体が口に巣の材料(or餌)を咥えています。




正解は、


シロアリの一種でした。熱帯には地上をアリのごとく徘徊するシロアリがいます。
昨日載せたものはアリでいえば兵隊アリに相当するもので、行列の脇で警戒に当たっています。この点ではインドネシアのアリよりはお利口さん。兵隊アリにツノのようなものがありますが、これに由来した名前、テングシロアリコウグンシロアリ(であるとdantyutei様からご教示いただきました。ありがとうございます。しったかぶりはいけないですね!すみません!)と呼ばれています。兵隊は頭のどこかからピュっと液もかけてきます。



�白いのは新成虫。あきらかに小さなものはまだ幼虫かもです。

色づく前に、真っ白なままで歩き回るのを見ると、せっかちだなと思います。シロアリはゴキブリの仲間とされますが、ゴキブリの羽化したての個体も純白ですから、いつか写真におさえて紹介したいです。



おわり