コガタスズメバチの巣作りの記録 2008

まだ働きバチが生まれていないので、女王バチが単独で作る、その巣を初期巣といいます。コガタスズメバチの所期巣はこのとっくり型。後に大勢の働きバチによって球形になるのは面白い。

5/2; 8:00

外壁は結構分厚いですね。中に見える六角形の部屋の中に一個ずつ卵を産みます。数個白く光る卵も確認できます。
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5/2; 18:00

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5/3; 9:30

5/3; 14:40

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6/1
ひと月ほどして、第一陣の働き蜂が生産され始めると、さすがに危ないから巣を取ってくれと要請を受けました。人間がハチを避ける生活をすれば大丈夫だったのに(玄関からは1mでしたがw)。私の話術の力量では、どうやってもこの家族を納得させることができませんでした。長いものに巻かれた自分でした。ハチなんてこっちから不利益を与えない限りは安全だ!という持論を持っていましたが、こういうときに自分の信念を貫くのはとんだ迷惑ですね。抵抗もしましたが、最後はききわけのよい人間を演じてしまった。
でも私が虫を大丈夫だからという理由で除去をさせられたのは、ちょっと気持ち的にはきつかでごわした。それってハチハラ(ハチハラスメント)?ムシハラ(ムシハラスメント)?
共存なんて実際はなかなかできない人間社会です(みなさんなら玄関前でも愛でられる?)。
自分のテリトリー(家や庭の生活空間)でこそ共に生きる実感が湧くものなのに。どこかの森やどこかの公園での共存というのは、ただの言葉です。まぁ私にもとやかく言う資格はなかでごわす。鹿児島弁(西郷さん弁)勉強したいな〜




おわり