バオバブの木

マダガスカルといったらバオバブ、というくらいに強烈な印象を与えてくれる木です。
私もこれだけは外せない、ということで、バオバブの多く見られる地域、マダガスカル西部へ向かったのでした。
首都のアンタナナリブから車をぶっとばし10時間くらいでしょうか。
ようやくそれと分かるバオバブが車から見えたときは、やっぱり感激しました。どこにでも生えていない、ちょっと時間をかけねばならない、首都では見られない(田舎にしかない)、というのも気分を盛り上げます。


バオバブの属名はアダンソニア。南仏生まれの植物学者ミッシェル・アダンソンに由来。

1月後半は雨季の真っ只中であり、通り(Baobab street)の横になんと池のようなものが存在していました。



鳥が飛んでゆく。おだやかな時間が過ぎてゆく。

ここは人々の生活圏内→ときどき通る運搬車。トラックがとても小さく感じられます。

バオバブは乾燥地帯の植物と聞いていたので、水没している状況には驚きました。

この少女が載せているのは水。10kg以上はあったんじゃないかな。かなり重くてびっくり。この少女、「これを頭にのっけるから写真を撮って!」と言うから、いい子だなぁと思って撮らせてもらいました。すると、「ヘイヘイ!写真撮ったな!金くれ金くれ!」と、集金マシンに変貌。あぁぁ、ハイハイ、このパターンね・・・と着いてそうそう萎えました。お金はあげましたが、すぐそこの家に水を持ち帰ってからまた寄ってきて、それ以降ずっと私につきまとうのでした・・・金くれ!と言いながら。その辺の子らも。

曇天でした。雨のぱらつく時間もありました。


ここの近くの大きな町、ムルンダヴァ(郊外にバオバブの群生地を有したことで成長できた町、な気がします)を拠点に3泊したのですが、私は4日連続で上の写真のバオバブの密集地を訪ねました。それくらいよかったんです。というわけで、上の写真は一日目の夕方のもの。まだまだ出します(動画もある)。
ここでは人とのおもしろエピソードもあり、思い出深い地になりました。
死ぬまでにもう一度行く。
2012年1月19日(120119)。


タグ:マダガスカル Madagascar バオバブ Baobab 2012




おわり