現在(2010年秋)、鹿児島県立博物館が、「温暖化?ちょっと変だよ 鹿児島の生きものたち」という企画展を開催しており、私も観に行ってきました。
その中の一つのパネルに釘付けに。
*********回想************
2007年7月10日の早朝、大学で一夜を明かし帰宅しようと歩いていたとことろ、大学敷地内の路上でヒキガエル(ニホンヒキガエル)が車に轢かれて死んでいました。
その横になにやらヒモが。「な、なんだ、寄生虫か?」と思ったのですが、何か雰囲気が異なる。
↑背側
アップすると、
ウロコのようなのです。触った感じはトカゲのこどものようにツルツルすべすべ。
爬虫類好きの友人には「メクラヘビって鹿大にいるのけ?今度見てみてよ」と何度か話はしていたのですが、月日が流れていました。博物館のパネル展示で鹿児島本土でも見つかるということを知り、ずっと気になっていたことにようやく合点がいきました。
鹿大にいたのもおそらくメクラヘビですね。
2003年、沖縄の渡嘉敷島で側溝に溜まった落ち葉の下から複数採集したことがあったのですが、・メクラヘビは南の島にしかいないと思っていたこと、・見つけたのが鹿児島大学内の路上という人工的で微妙な場所であったこと、・ヒキガエルと同じ場所で死骸になっていたこと、・死んでいたため動かなかったこと(動きがあればもっとピンときます)、・渡嘉敷島で見つけたものより大分大きかったこと、等があってとりあえず結論を出すことは保留していました。
2007年時に拾った死骸はまだ冷凍庫にあります(私は虫しか入れないマイ冷凍庫を持っています)。念のため、ちゃんと冷凍庫から探し出し博物館の専門家の方に見てもらわないとな。
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【補足】↓ウィキペディアの「メクラヘビ」
『メクラヘビ - Wikipedia』
「日本では単為生殖をするブラーミニメクラヘビ (ミミズヘビ)Ramphotyphlops braminus (Daudin, 1803) が外来種として進入・定着している。」とあります。
おわり