目を背けてはいけない。見なくては。

2005年。北海道。


秋から冬の間、乳牛の牧場で働かせていただきました。
朝3時起きなこと、拘束時間が長いこと、冬が厳しすぎること(私の体は鹿児島仕様)、などなど牛が好きなだけでは続かない仕事です。あの大変さを考えると、牛乳は安すぎる(特に冬は高くなってよい!)!安直に牛乳を飲んではいけません。私もたったの4ヶ月ちょっとしか働いてませんのででかいことは言えませんが、ものすごい仕事でした。

また時間ができたら紹介させてください。

さて、牛から乳を取るためには、子供を産ませる必要があります。人間もそう。ただ、TV番組でやってましたが、モンゴルのゲルに住む人たちは、大人になっても母親のおっぱいを飲むそうです。出し続ければ(吸い続ければ)出るものなのだと解説していたと思います。何の番組だったかも覚えてないので、もしかしたら夢の中で観たTVだったかもしれませんが。とりあえず、牛の場合は子供を産ませてから乳牛として扱います。

やはり出産には危険がつきもの。何度か死んでしまう場面にも遭遇しました。また、病気で死ぬ牛も結構います。

このように↓


大きい生き物の死は、自分もいつか・・・ということを考えさせるものです。ズシリときます。生で見るとなおさらです。

今年の口蹄疫の処分はさぞ辛かったことと思います。
若造が知ったようなことを言ってすみません。




おわり