虫入り琥珀

琥珀(こはく)。

ジュラシックパークで恐竜が復活したのは、琥珀に閉じ込められていた「蚊」のお腹から、恐竜の血液を採取できたからでした。



私は琥珀大好きです。昔買ってもらって、小さなかけらは持っています。



アミュプラザ鹿児島中央駅)の紀伊国屋のオープンの時には、本屋の前で巨大な虫入り琥珀が売られていました。3万くらいだったと思うのですが、絶対お買い得なサイズでした(虫の質も)。一週間くらいでなくなったので、鹿児島でも買う人がいたんですね。と、昔話はいいとして、インドネシアにて、琥珀ってこうやって作られるものなんだなあという光景に出会いました(この木の樹液が琥珀になり得るのかは知りません。たぶんならない。)。




カタアリの一種が封入されていました。
この時点では既に樹液は固まっており、プラスティックのような触感でした。



このアリはドジとしかいいようがありませんが、アリが2匹近い場所で摑まっている画(写真上)は、「アリさんの仲良し行動(触角でつんつんとか)」がもたらした二次災害のような気がして、気の毒でなりません。
この樹液とインドネシアの風土は、琥珀の状態を何万年も保ちそうには思えませんでしたが、メカニズム的には納得しました。





おわり