台湾旅行 2009

2009年のGW、大学の有志4名で台湾を旅行しました(みんな生き物が目当て)。Y氏:アリグモ屋;M氏:ハマハシリバエ屋;E氏:ゴカイ屋;私:エセアリ屋という構成。



そこで見つけた虫の一部を紹介します↓



     
セイボウというメタリックなハチ(寄生蜂)。
他の昆虫に寄生するハチで、この母バチもこの竹?筒の中にいるであろう餌の昆虫を探りにきてました。





     
ワリックツノハナムグリ(たぶん)。コガネムシハナムグリ)の仲間です。クワガタのようなツノがあり、驚きました。
数m先で「ブー・・・ン」とホバリングをしている虫を見つけてとりあえず確認に行くと、このオスでした。こいつがホバリングの先に見据えていた細い低木には、なんとメスがくっついてました。その木は枯れていた(葉もなかった)ので、メスの出すにおい(フェロモン)がオスを呼ぶのではと感じました。しかし他に2匹のオスもいたので、オスがメスを呼ぶ場合もあるのかもしれない。
この木には2オス1メスがくっついており、春先の森の中でここだけが賑わっていました。




     
クサゼミの一種。小指の1/3くらいしかない小さなセミです。こういう草についていて、「ジー」とさりげなく鳴いています。澄んだグリーンが素敵。




     
アリ(オオアリ属の一種)。あちこちでそこそこ見ました。日本の公園にも黒くて大きいアリがいますよね(クロオオアリ)?あのくらいの大きさです。トラ柄がおしゃれ。




     
虫やってる人は分かるんですが、このカミキリはミツギリゾウムシというゾウムシにそっくりなカラーです。この1個体のみ。ミツギリゾウムシ擬態種であろうか。




     
あちこちで一番多く見た大型のハムシ。交尾しています。嬉しくて沢山採集しました。しかし・・・死ぬと、この赤が失われて青になる。こういう硬い虫(甲虫)では、死後、色の変色はほとんど起こらないので不思議です。





以上、台湾で見られた昆虫のきれいどころでした。初夏でこれだから、初夏以降の台湾はさぞ面白いだろうなぁ。





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おわり